こんにちは。
保険代理店STEP UPの柳です。
去年から少し筋トレ頑張っているんですが、思春期の娘に「ムキムキでやだ」と言われ大型契約失注した時より凹みました。
ここまできたら最後まで追い込みたいと思います。
残価クレジットのアルファード
少し流行りから遅れましたが残価クレジットでアルファード買う人たち通称「残クレアルファード」が話題になりました。
私の好きな経営者の一人、バディカの中野社長もこのことに言及しています。
詳しくは動画をご覧いただきたいのですが、この絶妙な「あるある感」と嫌味のないシニカルさがジワります。
知人にこんなヤツいますし。この曲聴いたらドンキのアルファードが全部こんな感じに思えてくる不思議(笑)
今回はそんな残クレアルファードの曲について元ディーラーマンとして解説したいと思います。
先に申し上げますが、残クレアルファードについては否定も肯定もしません。
残価クレジットって何?
車を購入するときの「ローンの一種」です。特徴は、数年後の車の価値(残価)をあらかじめ差し引いて、残りの金額だけを分割で払うという仕組みです。
💡 ざっくりイメージ
つまり、最初から全額払わなくていいので、毎月の支払いが安くなるのがポイントです。
- 新車価格:300万円
- 3年後の残価:150万円
👉 支払い対象は「300万円-150万円=150万円」
🧾 支払い期間が終わったら?
契約期間(例:3年)が終わったら、3つの選択肢があります:
- 車を返す(返却)
→ そのまま返して終わり。追加費用なし(※キズ・走行距離オーバーがなければ)。- 車を買い取る(残価を払って自分のものにする)
→ 残価150万円を払えば、自分のものになる。- 新しい車に乗り換える(再び残クレ)
→ 乗り換えて、また新しい契約。
✅ メリット
- 月々の支払いが安い
- 短期間で新しい車に乗り換えやすい
- 頭金なしでも契約しやすい
⚠️ デメリット
- 走行距離や車の状態に制限がある
(オーバーすると追加料金あり)- 結局買い取るなら総額は高くなりがち
- 中途解約がしにくい・手数料が高いことも
さすがチャッピー(ChatGPT)、的確な答えをくれます。
私も仕事の車は残価クレジットで買ったことありますし、個人向けリースと言えるローンの組み方で賢く利用すれば非常に良い組み方です。
何より月の出費を抑えながら新車に乗れることは、若い人や所得の少ない方にはメリットとなります。
何が問題なの?
正直好きなクルマ乗れば良いと思うし、個人の自由なので「どーでも良い」が本音です。
ただ見栄の為に無理してる人が一定数いることも事実です。
アルファードに限らずレクサスの曲やタワマンの曲も探すと出てきます。
田舎に住んでいて自己顕示欲もそこまで高くない(と思っている)私からすると、ほとんど理解できない感情です。。
SNSのイイネ!が生きがいの人たちの一種なのでしょう。
営業マンから見た残クレアルファード
どう思われているのか?
「良いカモ」一択でしょう!
ヨダレ出ちゃいます。
私がディーラーマンだったのは10年近く前で残価クレジットが今ほどメジャーでは無かった時から、残クレアルファード系のお客様はいました。
通常ディーラーの営業マンは販売台数の他に
- 自社ローンの販売(残価クレジット推奨)
- コーティング販売
- メンテナンス(整備)パック
- 自動車保険、生命保険
などがノルマ、いや販売目標として課されています。
クルマに付けるオプションと月々の支払いへ全集中してるので、そのほとんどを高確率で加入してくれます。
めちゃくちゃ良いお客様です。
ただ保険や不動産にもある重要事項説明書が残価クレジットにもあります。
それが上記の追加料金の話ですが、やはり高確率で「聞いてない」って言われます。
「書類渡してサインまでしてるのに、言ってないワケねーだろ!」が全営業マンの心の叫びです。
ディーラー側もあの手この手で防止策を講じています。(これは保険も同じ)
まとめ
残価設定型ローンは上級者向けの組み方です。
ちなみに残クレマスターがトップセールスに多いようです。
私ももっと突き詰めて提案していれば成績良かったかな(笑)
身の丈に合った生活を心掛けたいと思います。
ではまた!