こんにちは。
保険代理店STEP UPの柳です。
今回は50人を超える大所帯の青年会議所で副理事長を務める私が、知名度の割に謎多き組織・青年会議所(JC)について、独断と偏見で好き放題書きます。
割と辛口評価ですが、個人的には入って良かったと思っています。
青年会議所に入りたい・誘われた・家族が入っていて迷惑している。そんな方の参考になれたら幸いです。
青年会議所(JC)とは
私は現役の副理事長でありながら他のメンバーとの熱量の差を埋められずに今に至ります。
人が好きだから続けたけど、会としてのアイデンティティみたいなやつにイマイチ共感できなかったのです。つまり全くハマりませんでした。
本来、JCと言う団体は私のような感覚を持つ人間は入会お断りなはずです。
なので盲信t…熱心なJCメンバーが見たら怒られる内容だと思いますが、批判は受け付けません!
青年会議所の概要
「名前は聞いたことあるけど何してるかわからない組織」
「よく商工会議所と間違われる組織」
「ロータリークラブやライオンズクラブとの違いがわからない組織」
常連(柳調べ)の青年会議所。
Junior Chamberの頭文字でJC。
日本全国に青年会議所があり、「修練」「奉仕」「友情」の三つの信条のもと、より良い社会づくりをめざし、ボランティアや行政改革等の社会的課題に積極的に取り組んでいます。 公益財団法人日本青年会議所 HPより
20~40歳までの人が加入することが出来る、簡単に言うと地域貢献団体ですね。
世界中に存在していて、国内だけでも
-
- ・麻生太郎(飯塚JC、第92代内閣総理大臣、日本JC第28代会頭)
- ・石原伸晃(東京JC)
- ・小渕恵三(群馬JC、第84代内閣総理大臣)
- ・小泉純一郎(横須賀JC、第87・88・89代内閣総理大臣)
- ・小泉進次郎(横須賀JC、衆議院議員)
- ・鴻池祥肇(尼崎JC、参議院議員、日本JC第30代会頭)
- ・塩川正十郎(東大阪JC、東洋大学総長、元衆議院議員)
- ・塩崎恭久(松山JC、衆議院議員)
- ・菅直人(東京JC、第94代内閣総理大臣、衆議院議員)
- ・鳩山邦夫(東京JC、衆議院議員)
- ・鳩山由紀夫(室蘭JC、第93代内閣総理大臣)
- ・中曽根康弘(高崎JC、第71・72・73代内閣総理大臣)
- ・細野豪志(三島JC、衆議院議員)
- ・森喜朗(小松JC、第85・86代内閣総理大臣)
など錚々たる政治家や著名な経営者もOBでおります。
ちなみに去年か一昨年(うろ覚え)の日本青年会議所の会頭※は麻生代議士の息子さんでした。
※日本全国にある青年会議所の親玉みたいな組織のトップ=JCのトップ
世間的なJCのイメージ
青年会議所と検索するとサジェストに『気持ち悪い』『宗教』『何をする』『時代遅れ』とまあネガティブな言葉が上位表示されます。
実際に私も加入する前は「親のスネかじりどもが汚い飲み会してイキってる団体」だと思っていました。
色々なところから怒られそうですが、卒業を間近に控えた今もあまり印象は変わっていません(笑)
少し前に「女体盛り事件」とかありましたが、お酒の武勇伝なんて時代錯誤も甚だしいですよね。
従業員の方たちはそれの領収書の中身知ったらどう思うのかな~?
事実2代目・3代目の方はめちゃくちゃ多いです。
私の所属しているこだま青年会議所はかなり恵まれていてそんな事はなかったですが、敷居が非常に高かったり、上下関係がかなり厳しい(何ならOBが口出してくる)ところもあるみたいです。
まあこんな感じで、閉じられた空間であるとは思います。
独断と偏見による分析①【メリット】
いきなりディスりましたがもちろんメリットもたくさんあります。
1)同年代の他業種の人と知り合える
業界に長くいるとどうしても付き合いや考えが偏ったりしてきます。
後述しますが本当に優秀な人たちと有料級な経営談義やリアルな仕事に悩みが相談できるので、知見は間違いなく広がります。
そして普通に友だちと呼べる人もできます。コミュニティが出来るとも言えます。
個人的にはこれが一番メリットに感じています。
2)疑似経営(組織)を学べる
JCは各委員会で構成されていて、主要なもので
「総務」「青少年事業」「地域事業」「政策事業」「拡大事業」
などがあり、入会すると何かしらの委員会に配属されます。
委員長になると『労使関係のない人たちを組織としてまとめ、運営していく』と言うバチクソ難しいマネジメントを任されます。
失敗しても借金背負うわけでもないので疑似経営としては最高です。
私を総務委員長に任命した当時の理事長は頭オカシイ(褒め言葉)と今でも思ってます。
あと理事会は国連や役員会議などで広く利用されているロバート議事法を採用しているので、会議運営について学べます。
JCに入るなら必ず理事まで目指しましょう。
3)年商〇〇億円超えるような社長と対等な立場で知り合える
街で有名な会社の跡取り息子と普通に出会えます。飛び込みやテレアポではなかなか会えないレベルの人と普通に仲良くなれます。
JCでは役職による上下はありますが、基本的に会員同士の立場はフラットです。
何を持って人脈と言うかは議論がありますが、しっかりやっていれば顔が広がっていきます。
4)ビジネスに繋がることもある
これ目当ての方も多いと思いますが最初からゴリゴリに営業すると普通に嫌われますが、上手く立ち回れる人はかなり売上伸ばしてます。
あといつの間にかリクルートされてたとかよくある話っぽいです。
JCきっかけの人脈を広げて年商100億超えたスーパーマンもいます。
先輩方の話では卒業後にビジネスの話が増えるようです。
独断と偏見による分析②【デメリット】
1)めちゃくちゃ時間取られる
JCとして一ヶ月のスケジュールは
- 理事会(理事の場合のみ)
- 委員会
- 例会
になります。なので最低でも月3回は顔を出す必要があります。
しかしその他「やれ会議だ」「やれ例会準備だ」とやっていると週2が週4になり、下手したら週6JCに費やす人もいます。
端から見ていてやべーヤツです。
既婚者は奥さんが超デキる人なのか、家庭から孤立しているかのどっちかです。
家庭崩壊だけならまだしも、会社潰す強者もいるとかいないとか。
……むしろ独身の方が友だちと飲み行く感覚で参加率高いのかも?
2)宗教じみてる
『何をするかより、どんな想い(JC的には情熱と書く)でこの事業をやるのか』
を必要以上に重視します。
これが思想強めと言うか、合わない人は合わないし、ハマる人はとことんハマります。
ぶっちゃけ私はいつも「こいつら何言ってんだろう」と思っています。※当事者にも伝えてます
3)お金がかかる
何かにつけて懇親会を開催します。
一次会だけならまだしも三次会とか明け方まで平気で行うし、実家が太い人や成金みたいな人に付き合ってるとあっと言う間に数十万使います。
飲み会文化至上主義みたい部分は間違いなくあります。
最近はまだマシになったみたいですけど、一昔前は先輩の誘いは絶対ですからね。
ご愁傷様です。
4)派閥に巻き込まれる
こだま青年会議所は幸いにもほとんど派閥のない支社(JC的にはLOMと言う)でしたが、バチバチのところもあるようです。
メリットの部分で会員の立場はフラットだ書きましたが、やはり会社の大きさや歴の長い人は影響力があります。
人が集まればどうしても仲良い・悪いは出来るのである程度は仕方ないとは思いますが、いつの間にか舎弟みたいになってる人や金魚のフンになってる人は一定数現れます。
私は協調性皆無な上に超付き合い悪いので、このデメリットの全てをスルーして副理事長まで昇進した稀有なパターンだと思います。
独断と偏見による分析③【262の法則】
日本国内だけでも700以上のLOMがあるので想像の範疇でしかありませんが、多少の誤差はあれど例に漏れることなく【262の法則】に当てはまる気がします。
ちなみに262の法則とは
262の法則とは、どのような組織・集団でも、人材の構成比率が「意欲的に働く2割」「平均的な6割」「意欲の低い2割」に分かれるという経験則です。この比率は「働きアリの法則」や「働きバチの法則」とも呼ばれ、集団のメンバーが変わっても自然とこの「2:6:2」のバランスに戻る傾向があるのが特徴です。
なんとなくの感覚ですが
- 新進気鋭の若手創業社長 10%
- 若くして事業を継いだ優秀な2代目 10%
県とか関東、全国の理事やる人はレベルが違います。この人たちからは学びしかありません。海外の大学出てるような高学歴の人もいっぱいいます。
人格者だから事業が上手くいくのか、事業が上手くいっているから心に余裕があるのか。この上位20%の人たちは超優秀です。
- 取引先に誘われてとりあえずちゃんとやります
- 独立したばかりで人脈作りたいです
- 会社からの出向です
の中間層60%が主に地元のLOMを運営しています。私はコレです。
地元の老舗企業の跡取りとかが理事長やってます。
ただの誹謗中傷になってしまうので詳細は伏せますが極一部に「七光り」の例文に載せたいとっちゃん坊やもいるよとだけ記します。
あと元ヤンや、やたら熱く語るくせに会議の資料を平気で小学生の自由研究みたいなクオリティで出してくる輩も相当数います。
私の好き嫌いを知ってる人からしたら「お前の嫌いなタイプの人種ばっかじゃんwww」って言われそうだけどJCは修練の団体なので人生経験だと思って、割と頻繁にブチギレてました(笑)
大都市だともっとメンバーの能力が高いのかも知れませんが、地方はどこも同じような感じっぽいです。本当に振り幅半端ないです。
こんな人にオススメ
地域に根差した企業を目指すなら間違いなくオススメです。
割と地元の重鎮(首長や議員含めて)がOBにいることが多く、ゴルフコンペを始め接点があるので顔を広げるにはうってつけです。
同じように地域貢献に興味がある方も良いと思います。
私自身は生まれも育ちも違う、ただ会社を本庄に作ったというだけの理由なのでこだま地域に特に思い入れはありません。(地域住民の方、本当にすみません)
しかしやらない善よりやる偽善精神で続けましたが、行動をしない人よりもよっぽど貢献したと自負しています。
結果、仕事と家庭に影響が出ない程度にやっているつもりでも副理事長まで務めてしまいました(笑)
あとJCはほとんど全員に役割を与えられるので自分の居場所が作られます。あえて無報酬なことに全力投球すると、思っていたよりも自己成長させてくれます。
こればかりはやってみないと分からない感覚です。
注意点
独立したばかりで軌道に乗っていない方にはオススメできません。
会社員の方もあまりメリットないかもしれません。
個人的には承認欲求高い人と流されやすい人は絶対にやめたほうがいいと思います。
人前で話す機会が増えるから気持ち良くなったちゃうんでしょうね。
流されやすい人は個別に接していると全くそう思わないのに、JCと言う枠の中に入ると染まってしまう人を何人も知ってます。
格上の人と飲めるから自己肯定感上がるし勘違いを起こしやすい条件は揃うので、これも家庭崩壊の引き金になりがちです。
なので家庭の理解は必須です。
ほとんど毎日外食になるし土日はいないしで、残念ながらJCメンバーの家族から活動に対して前向きな意見聞いたことありませんが。
子どもが子どもでいる時間なんて、人生のほんの一瞬ですよ?
総括
あくまで私の個人的な意見ですが、と前置きをいれますが青年会議所は良くも悪くもパーパス経営の究極形だと思います。
理念に共感して活動に打ち込むところまでは素晴らしいです。
反面、飲みにケーションしないで業績上げている経営なんていくらでもいるし、時代に則してない部分は非常に多いです。
40歳になり『過ぎたるは猶及ばざるが如し』を感じることが増えたのですが、最たる例の一つですね。
グダグダと書きましたが、アンチの人ほど実際入ってみて判断するが良いと思います。
実はハマるかもしれないし、辞める時は「お前ら頭オカシイ!」って言えばいいし。
私?やっぱりJC好きじゃないっすわ(笑)
ではまた!